旅立つ君へ

旅で得たことを伝えるブログ

東欧旅行記14日目 ついに来た。アウシュビッツ

地球の歩き方に書いてあるアウシュビッツの行き方、違います。
違わないけど、乗換えしないでも、直通の列車があります。
話しかけた車掌さんがそのことを教えてくれて、『24分だ』と言い残し、走り始めた汽車に飛び乗って、ドラマみたいだった。

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アウシュビッツは、特に行きたいところだった。
この旅の区切り、というか。
入る前から号泣している人を何人も見た。
熱があるんじゃないかと勘違いするほど、その場の空気は冷たくて寒く、説明文の言葉が わからなくて、逆によかったと思ったほど。
ビルケナウに行く前、オーストラリア人の会社社長ジョンさんと出会い、途中から一緒に まわった。
線路に立ってみた。私は今、本当にここに立っている。

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2016年4月追記
この旅行記は2010年3~4月のものです。
ガラスケースの中で展示されているのは、義足や義手などです。
もっと知識を持って行くべきだったと、激しく後悔しています。
帰国後、アウシュビッツに関わるドキュメンタリーや映画を見まくりました。

 

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東欧旅行記13日目 ユーロラインズバスでポーランドへ

5カ国目、ポーランド
朝早いバスで、今日は1日移動。
掲示板にクラクフの表示がなくて、ちょっとあせる。

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思ったより早く着いたけど、駅前が工事中で、乗りたい電車もバスもない。
ベンチに座っていたら、おじちゃんに話しかけられたので、電車がないって聞いてみたら 、『マネー』と言われた。物乞いだった。
しょうがないから歩いて行くか。長時間歩くのはもう慣れた。
英語じゃない女性二人組に聞いたら、通りの途中まで連れて行ってくれた。

ポーランドはほとんど英語が通じない。
英語表記も少ないし、街全体も古ぼけていて、どこからかトイレのにおいがしそうな雰囲気だけど、私はポーランドが好きになった。
YHは16人部屋で、ポーランド人の女の子と2人だけ。
お互いたどたどしい英語で会話し、一緒に買い物に行って、ビールを飲んで、テレビを見た。
ポーランドでは大統領が飛行機事故で急死して、テレビもそればっかりで、国中が大騒ぎだった。

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2016年4月追記
この旅行記は2010年3~4月のものです。
この旅でポーランドに入国する時だけ、パスポートチェックがありました。
飛行機事故はポーランド政府専用機が墜落し、大統領夫妻を含めた政府関係者約50人が亡くなり、テロの噂もあって、何だかざわざわした独特な雰囲気でした。

 

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東欧旅行記12日目 再びドイツ ベルリンの壁

夜行バスは満席で、思ったより治安が悪くなかった。
再びドイツに戻ってきた。首都ベルリン。
ドイツは相変わらず肌寒く、いつも雲って小雨に降られる。
2日くらい滞在するつもりだったけど、バスの関係で急遽1日だけに。

2回バスに乗って、ドライバーさんから切符を買うつもりだったけど英語が通じず、 2回ともただで乗せてもらった。
ベルリンの壁は、遠くから見たら低そうなのに、近くに行くとけっこう高い。
壁の向こう側が外国だったなんて。

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オランダにパンツ忘れた泣き顔

2016年4月追記
この旅行記は2010年3~4月のものです。
2枚目の写真の男女は、壁の前で舞ってらっしゃいます。
メッセージ性が強い絵も多かったです。
忘れたパンツは洗濯済みのやつですよ笑

 

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東欧旅行記11日目 アムステルダムの拷問とアレの博物館

アムステルダム中央駅前にある博物館、『SEX MUSEUM』と『TORTURE museum』に 行った。
ここも『珍世界紀行ヨーロッパ編』に載っていた。
ちなみにTORTURE museumとは拷問博物館で、薄暗い館内に様々な拷問器具が展示されている。

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SEX MUSEUMはエロい人形やら、写真やら、特に男性のシンボルがやたら目につく。
まあ一番わかりやすいもんねぇ。

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博物館から出ると、そのへんに停めてある自転車のサドルさえもチ〇コに見えてきたあせあせ
いつも思うのは、『エロスとオカルトは紙一重』。

ゴッホ美術館にも行った。
初めての夜行バスで、ベルリンへ。

 

2016年4月追記
この旅行記は2010年3~4月のものです。
SEX  MUSEUMは大盛況でした。
エロは永遠のテーマですからね笑
写真を全部お見せできないのが残念です。


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東欧旅行記10日目 アムステルダムの優しい人とウェンツ似男子ににやける

アムステルダムに向かう列車から見た、何本にも重なっているひこうき雲に感動して泣く。

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アムステルダムのやさしい人

・ユーロラインズバスの受付のスキンヘッドのおっちゃん
ベルリン行きのチケットを買いにいったら、チェックインの時間から到着場所まで、 わかりやすい英語で説明しながら、イラスト入りでメモを書いて渡してくれた。
・駅のおっちゃん
反対方向の自動改札(?)に出てしまったところを、あっちから来る人が通ってゲートが開くのを 利用して、『Go Go!Fast!』と背中を押してくれた。
ちなみにその時、切符持ってなかった・・・。ああ、罪悪感。

1軒目のYHが見つけられず(後日発見)、ちょっとはなれたYHへ。20人部屋て・・・。

駅に戻っていたら、外人の若者の団体が騒ぎながら反対方向から歩いてきた。
若さについて考えていたら、内田裕也をもっとロックな感じにしたおじさんに道を聞かれた。
するとさっきまで騒いでいた若者の団体がどんどんこちらにやってきて、私は取り囲まれてしまった。
どうやら内田裕也は若者の引率だったらしい。
後ずさりするけど、若者たちは日本人に興味深々らしく、ずいずい寄ってくる。
道も知るわけなく、若者は私を囲んだままでまた盛り上がって去って行った。
ボーっとしていると、ウェンツ似の男の子に一緒に写真とらせてと言われ、肩を引き寄せられ、チュウされるんかあぐらい顔が近い。
私、これだけであと3年は頑張れる、と思った。
私も写真とっとけばよかったな。
別れた後、顔がにやけっぱなしだった。

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2016年4月追記
この旅行記は2010年3~4月のものです。
若者は高校生くらいでしょうか。
私もウェンツ似の男の子の写真とっとけばよかったんですが、その時はぼーっとして立ち尽くしてしまいましたね。
モッタイナイことしました泣き顔

 

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東欧旅行記9日目 オランダが弱ってる私を癒してくれた

4カ国目、オランダ。
ベルギーの痛手を、オランダの運河とハーグの景色が癒してくれる。
駅前なのに、鹿おるし。

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マウリッツハイス美術館に、ずっと見たかったフェルメールの『真珠の耳飾りの少女』を 見に行った。
トイレに群がる日本人団体観光客を見て、ちょっとげんなり。

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ガイドブックに惑わされ、キンデルダイクの風車をあきらめかけたけど、デルフトのインフォメーションセンターで聞いて行って見ることに。
ガイドブックは、駅名が省略されていることが多いと気づいた。
バスに揺られ、着いたところは、オランダらしい景色が広がっていた。

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オランダいいわ。
私はやっぱり水があるところが好きだと確信した。魚座なだけに。
そしてとんがっている観光地より、ちょっとのどかなところ。

オランダはみんなガンガン信号無視。
日本では待つ派の私が、オランダでは先頭切って信号無視。

 

2016年4月追記
この旅行記は2010年3~4月のものです。
ハーグはオランダ第3都市のおだやかな街ですが、これから出てくるアムステルダムとのギャップがすごい。
真珠の耳飾りの少女は、個人旅行の日本人のおばちゃんとソファに座って、『いいねェ』『いいですねぇ』と言いながら、しばらく一緒に眺めてました。

 

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東欧旅行記8日目 運河ボートホステル そしてオランダへ

Eco Hostel Andromedaは、運河ボートを改装したホステルで、有無を言わさず
男女混合部屋だった。

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道に迷っても、ヨーロッパ3000円の宿に載っているYHに泊まりたかったのは、
それが嫌だったからなのに。 朝起きたら男が増えていた。
トランクスから伸びる若い外人の男の足を、チラ見してしまうのは何故だろうボケーっとした顔足
このホステルはとってもおしゃれで個性的で、食堂もトイレも、ボートのエンジンさえも オブジェと化している。

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昨日YHに泊まれなかったのは、きっとここに泊まるためだったんじゃね。


ゲントに来たのは、フランドル伯居城の拷問博物館に行きたかったから。
密かに私の今回の旅のテーマは、『生と死を見つめる博物館めぐり』。

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城を出て、電車に乗ろうと地図を見ながら、また明後日の方向へ歩いていたので、
住民の人に道を尋ねていたら、遠巻きで見ていた親切な外人さんに同じ方向だということで促され、一緒に電車に乗った。
その人は奥さんが上海の方で、同じアジア人の私に声をかけてくれたそうだ。
写真を見せてもらうと、奥さんもイスラム教のベールをされていた。
それにしても、ヨーロッパの中国人が多いこと!
でも日本人かそうじゃないかは、昔から何となくわかる。

国境越えで、初めてユーロラインズバスに乗ってみた。
オランダ・ハーグへ。
ハーグのYHはわかりやすかったよ。


2016年4月追記
この旅行記は2010年3~4月のものです。
旅の中では、目先の悪い出来事が、後々いいことにつながることがよくあります。
中国人て昔からどこでもいるんですねボケーっとした顔

 

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