旅立つ君へ

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ガイドブックと上手に付き合うために気をつけたい5つのこと

 

ガイドブックは重くてかさばりますが、やっぱりデジタルより本の方が旅っぽいと思います。
でも時にガイドブックに惑わされることもあるので、今日はその注意点を紹介します。

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1. 目的地までのルートが最新ではない可能性がある

これは2年に1回くらいのペースでしか改訂されない、日本人の旅行先としては、比較的マイナーな国のガイドブックに見られます。
以前、ポーランドアウシュビッツに行った時、地球の歩き方には、拠点となるクラクフ駅から列車を乗り継いで行く方法しか書いてありませんでしたが、列車の乗り場を聞いた駅員さんが、直通列車があるとわざわざ調べて教えてくれたことがありました。
ガイドブックも間違いではありませんが、合理的に行きたい方は、前もって調べることをおすすめします。

 

2. 地名が省略されていることがある

例えば、〇〇〇=△△△という風に、=がついてる地名。
ガイドブックには、この〇〇〇の部分が省略されて、△△△としか書いていないことがけっこうあります。
私は列車や地下鉄の路線図などで、頭文字だけ見て目的地を探すことが多いのですが、ガイドブックに書いてある△△△駅を探しても、路線図には〇〇〇=△△△駅と表示してあるので、駅がない!!となっていました。
よく見ればわかることですが、惑わされないように気をつけてください。


3. ちょっとしか紹介されてない場所がめっちゃよかったりする

以前、1ヶ月間東欧をまわったことがあります。
その時、一番良かった場所は、ガイドブックでは写真なしで半ページしか紹介されていないところでした。
確かに全然有名ではないし、好みもありますが、たまには情報が多い観光地よりも、ふらりとどこかへ立ち寄ってみると、思わぬ場所との出会いがあるかもしれません。


4. 行き方は書いてある。帰り方は書いてない

初めて訪れる場所は、行き方ばかり調べてしまいがちです。
行くだけでいっぱいいっぱいで、帰りまで頭が回らないんですよね。
帰りはどこ行きの電車に乗ればいいのか、乗り場の場所、バスなら何番の路線なのかなど、しっかり確認しておきましょう。


5. ガイドブックに載っている場所の確認の旅になってしまう

ガイドブックに頼りすぎると、紹介されている場所に行くことが目的となり、旅をこなすようになってしまいます。
時には気の赴くままに寄り道したり、気になったお店に入ったり、自分の感覚で歩いてみましょう。


ガイドブックは旅の必需品ですが、振り回されてはいけません。
いい距離感をもって、上手に活用しましょう。