東欧旅行記
旅で一番辛かったのは、やっぱり宿探し。 宿が決まってないことが、どれだけ憂鬱で不安だったか。 パソコンを持って行けば予約もできていいんだろうけど、守るものが増えてしまう。 てゆうか、海外でどうやって使うかよおわからんし。 でももう『ヨーロッパ3…
帰りの飛行機も仁川経由の広島着。どちらも空いていた。 CAがマジックを披露したが、お客の反応はイマイチだったので、温かい目で見て上げた。(←上から目線) 仁川で6時間待ち時間があったので、リュックを枕に、椅子に横になって寝た。 目が覚めると、向か…
飛行機は19時発だったので、フランクフルトの街を歩いた。信号待ちをしていたら、ヨーロッパの顔立ちじゃない男性に声をかけられた。日本語ペラペラの彼は、マーディーさん。確か、42歳。話の中で、私の国のペルシャはどうのこうの言われていたので、たぶん…
10時40分発、17時36分着、鉄道の長旅。 指定席の関係で2回席を移動したら、途中でデジカメのメディアが1枚ないことに気づく。 半分あきらめかけたけど、一番最初に座った座席の下に落ちていた。 それだけで超ハッピーになった。 車窓の景色が田舎できれい。…
ウイーンと言えば、ザッハトルテ。 ホテル・ザッハが発祥らしいけど、ここのは苦手なジャム入りなので、ライバルのデーメルに行った。 食感はチョコレートの奴が砂糖を固めたような。 いやらしい甘みが、甘くない生クリームで抑えられる、感じ。 要は、美味…
宿の前でSちゃん&Y君とお別れ。 列車に乗るまで時間があったので、宿に荷物を置いて、大きい市場にお土産を買いに行く。 最後にジェルボーに行くつもりだったのに、タイムオーバー 宿に戻り、また重たい荷物を背負った。 玄関でMさんが一人見送ってくれた。…
毎日同じ店に買い出しに行ったり、地下鉄も乗りこなせるようになった。私の憧れの『暮らすように旅する』に、少しは近づけたかな。ナンダカンダ言って、私はここにこの旅最長の6日間いた。あちらこちらから、『沈没』という声が聞こえてくる。しかし、私はS…
SちゃんとRくんと世界遺産ホッロークーへやって来た。Rくんはハンガリーに留学している早大生(だったと思う)で、時々宿にごはんを食べに来る。もちろん、英ぺだ。昨夜、『起きれたら行く』と言っていた宿の男子チームは、誰一人起きてこなかった。 ホッロ…
Sちゃんとバスでセンテンドレへ。街のサイズが好きだ。カフェでピタパンを食べブラブラ。ハンガリーの雑貨かわいすぎる。しかも安いので、余計かわいい。刺繍入りミニバッグを買ったお店のおばあちゃんもかわいかった。 MさんとGさんが2年前にもタイで会って…
Sちゃんとバスで郊外のエチェリ市場に行ったけど、閑散としていて全く活気がなかった。土日しか開いてない店が多いようで、平日はこんなもんらしい。残念。 ホステルオーナーのN先生に、車に乗れる限度の4人だけ夜景を見に連れて行ってもらう。どこの国でも…
朝起きたら、横のベッドで寝ている女の子がいた。 私の日本人宿での救世主となる、Sちゃん。 昨日は部屋に荷物だけ置いてあって、まだ会っていなかった。 彼女も火山の影響で、ワーホリ先のアイルランドにしばらく帰れなくなり、昨日は日帰りでスロバキアに…
7カ国目、ハンガリー。スロバキアでトイレ休憩したけど、行った国に入るかね?朝早くブダペストに到着。新しい国に降り立つ時は、いつも緊張する。でも今回は日本人宿に予約しているので、いつもより気分が楽。実は、今まで日本人宿はあえて避けていた。群が…
ヨーロッパの旅で困るのは、トイレにお金がかかること。 ものすごくトイレが近い私には切実な問題なのだ。 特にユーロ圏じゃない国だと、次の国に行く頃にはお金がギリギリになり、 その中でトイレのお金をどうキープするか、私は密かに戦っていた。 一度だ…
朝、同室のご夫婦と一緒の席でごはんを食べた。 意外にタイの方だった。さすがほほえみの国の人だ。 タイランドと台湾を聞き間違え、タイには行ったことないのに『行ったことある』と言ってしまった。 途中で間違えに気づいたけど、訂正する英語力もなく、最…
6カ国目、チェコ。 ビターと一緒に観光しようと約束したのに、起きてこなかったので一人で出かけた。 家に電話して、初めてアイスランドの火山噴火を知る。 プラハは重厚感がある。 でもやっぱり、世界的に有名な観光地は好きじゃないなあ。 たぶんものすご…
プラハ行きのバスのチェックインする為、行列に並んだけどなかなか進まない。 発車5分前になってやっと順番が回ってきたけど、受付のおねえちゃんがチケットを見るなり深刻な顔で『早く行って!』と言うではないか。 チェックイン、いらんかったん? 走って…
ポーランドはアウシュビッツだけでよかった。が。 大統領の事故死で大騒ぎになっている今、首都ワルシャワの様子が見たくなった。 行ってきました、列車で日帰り、往復約7時間。 大統領官邸に向かって歩いていたら、道路は歩行者天国で大勢の人。 なんと、告…
しつこいけど。こないだ入らなかったところに入ったり、ポストカードを買ったり。お姉ちゃんに本でも買って帰ろうかと思ったけど、どれもイマイチ。アウシュビッツに行きたいと思うようになったのは姉の影響。正直、アウシュビッツの歴史はよく知らない。で…
昨日、16人部屋に一人だったのに、何故か延泊を断られ宿がない。 チェックアウトして最初にあったホステルに飛び込み、シングル1泊1500円。 昨日までの宿が日本円で750円だったから、ちょっと悩んだけど妥協した。 でも後から、他にもっと安くて立地がよくて…
地球の歩き方に書いてあるアウシュビッツの行き方、違います。違わないけど、乗換えしないでも、直通の列車があります。話しかけた車掌さんがそのことを教えてくれて、『24分だ』と言い残し、走り始めた汽車に飛び乗って、ドラマみたいだった。 アウシュビッ…
5カ国目、ポーランド。 朝早いバスで、今日は1日移動。 掲示板にクラクフの表示がなくて、ちょっとあせる。 思ったより早く着いたけど、駅前が工事中で、乗りたい電車もバスもない。 ベンチに座っていたら、おじちゃんに話しかけられたので、電車がないって…
夜行バスは満席で、思ったより治安が悪くなかった。 再びドイツに戻ってきた。首都ベルリン。 ドイツは相変わらず肌寒く、いつも雲って小雨に降られる。 2日くらい滞在するつもりだったけど、バスの関係で急遽1日だけに。 2回バスに乗って、ドライバーさんか…
アムステルダム中央駅前にある博物館、『SEX MUSEUM』と『TORTURE museum』に 行った。 ここも『珍世界紀行ヨーロッパ編』に載っていた。 ちなみにTORTURE museumとは拷問博物館で、薄暗い館内に様々な拷問器具が展示されている。 SEX MUSEUMはエロい人形や…
アムステルダムに向かう列車から見た、何本にも重なっているひこうき雲に感動して泣く。 アムステルダムのやさしい人 ・ユーロラインズバスの受付のスキンヘッドのおっちゃん ベルリン行きのチケットを買いにいったら、チェックインの時間から到着場所まで、…
4カ国目、オランダ。 ベルギーの痛手を、オランダの運河とハーグの景色が癒してくれる。 駅前なのに、鹿おるし。 マウリッツハイス美術館に、ずっと見たかったフェルメールの『真珠の耳飾りの少女』を 見に行った。 トイレに群がる日本人団体観光客を見て、…
Eco Hostel Andromedaは、運河ボートを改装したホステルで、有無を言わさず 男女混合部屋だった。 道に迷っても、ヨーロッパ3000円の宿に載っているYHに泊まりたかったのは、 それが嫌だったからなのに。 朝起きたら男が増えていた。 トランクスから伸びる若…
『フランダースの犬』の最終回で、ネロが見たルーベンスの絵を見にアントワープへ。聖堂内が一部工事してて、キリスト復活の絵は隙間から見えた。 YHを予約しに電車に乗る。路線図もしっかり確認した。のに。 乗った電車も間違っていない。のに。 降りる駅が…
3カ国目、ベルギー。ベルギーはちょっぴりほろ苦い思い出。その1.4時間迷って目的地にたどり着けずその2.泊まったYHのレセプションの3人に2人が超冷たかったその3.観光地での葛藤 この旅初めての世界的に有名な観光地で、人の多さに疲れる。今思えば、私…
ホテルのブッフェの朝ごはん。 豪華じゃし、窓際じゃし、窓からの景色も、イケメンウェイターも、レストランの雰囲気も、いちいち幸せ気分にさせてくれる。 またここに戻ってきたいな。 次の国、ベルギーに移動するのに、ドイツからよりルクセンブルクからの…
再びドイツへ戻り、コッヘムへ。 コッヘムはこぢんまりしてて、メルヘンチックなかわいい街。 あまり有名じゃないけど、思ったより観光地で人も多い。 この旅でいちばんよかったところと言っても過言ではない。 ここに来たのは、古城ホテル『Alte Thorschenk…